購入経緯とリコール対策(FREERIDE250R)
メリークリスマスイブ。
先ほど自分自身のクリスマスプレゼントを購入しにKTMディーラーまで行ってきました。
たいちゃです。
今までずっとオンロード一筋でサーキットやツーリングを楽しんできたのですが、知っての通りKTMはオフロードが強いメーカーでもありますし、やってくるお客さんもオフ畑の方々が多いです。
そんな環境の中でも頑なにオンを貫いてきた私ですが、ある日RC125をメンテナンスしてもらっている待ち時間にフリーライド(展示車)を見学してました。
鶴の一声で跨ってみることになり、片足ツンツンだと思ってた足つきが両足ツンツンであることが判明(これ大事)。
車体から降りたときには、購入の意思表明しておりました(笑)
MY FREERIDE250R
このバイクは勢いで買わないと躊躇してしまうほど、実用性は低いです。
- 混合ガソリン
- 7リッターのタンク
- エンジンがかかりづらい
特にエンジンスターターに関してはネットで散々書かれているので、不安になるのも当然かと思います。
ちなみに私の場合は買ってから知ったので問題ありません(違)
実際の所、スターターに関しては2015年式からリチウムイオンバッテリーに変更されていて今のところ不具合はありません。
混合ガソリンは慣れれば儀式みたいで嫌いではなくなりますよ。
それよりも2st250ccのパワーを堪能できるメリットのほうが勝ります。
7リッターの小さなタンクで満タン給油から100km強走れますが、フューエルボトルと2stオイルを携帯することで心に余裕を持てる様になります。
DRC オイルボトル&MOTOREX 2stオイル
DRCのボトルは正確に必要量を計れて重宝してます。
2stオイルとガソリンの混合比は80:1なので長持ちしますし、白煙も少ないです。
携帯工具
こちらが車載ならぬ携帯工具です。
車体購入時に付属する工具セットになります。
携帯工具のラインナップ
造りはしっかりしていて、KTMの刻印がされてて気分いいです。
この中に予備プラグとボタン電池を忍ばせてます。
シンプルなコックピット
先ほどボタン電池も携帯してると記載しましたが、理由はこのスリムなメーターです。
このメーター実はボタン電池駆動なのです。
なので、エンジンかけなくても動かせばメーターが作動します。
ターンシグナルはついてますが、ニュートラルランプはありません。
今どきのギアインジケーター付きのバイクに乗り続けてた私は、この点は慣れるまで時間がかかりましたね。
ニュートラルを探してる間に信号が青になったり、ニュートラルだと思って放したらエンストなど‥
その上ニュートラルに入りづらい設計というのが重なって、このバイクの最初の壁だと感じました(笑)
その内ニュートラル時とその他のギア時とのアイドリング音や振動の違いに気づく訳ですが、現代の便利な機能満載なバイクでは見逃してしまう様な些細な感覚が身につく気がします。
ニュートラルランプがないのなら、もちろん燃料計もございません。
跳ね上げ式シート
シートを上げるとタンクが出てきます。
個人的にシート跳ね上げ時のスタイルがお気に入りです。
ガソリンタンク
テプラでメモリを自作しました。
これによって出先で給油するときでも2stオイルをどれくらい入れればいいのか分りやすくなります。
混合比を大幅に変えるとプラグがかぶりやすくなるので、この辺は注意したいところですね。
ちなみにフリーライドの慣らしは3時間です。
レーサーベースのエンジンは距離ではなく時間が目安なのですが、私の場合は500キロ程は慣らし運転をしておきました。
慣らしが終わった頃にKTMから手紙がきました。
KTMから手紙が来るときは、大体悪い知らせです(嘘)
KTMからのラブレター(笑)
はやくもリコールでした。
火災の恐れがあるそうです(笑)
こんな素敵な知らせも笑って対応できるほど私のハートは強くなりました。
すべてはKTMのおかげです。
対策前のステムナット
こちらが対策後
ステムナットにホースが貫通しています。
こちらが対策後の写真なので、これから買う方は参考にして下さい。
これで火災の心配がなくなりましたね。
購入3か月経ちましたが、これと言って問題もなく元気に走ってくれます。
自信持っておすすめするにはまだまだ乗ってる期間が短いですが、今のところ良いバイクですよ。
河川敷にて
フリーライドは元気に走れるオフロードバイクなので、林道ツーリングのお誘いお待ちしております。
たぶん迷惑はかけません(笑)