色々なカスタムをして結局乗り換えた話(XL1200CX)
ロードスターが納車されてから2年が過ぎ、結論から申し上げますと新しいバイクに乗り換えてしまったのですが、自分なりにそこそこカスタムしたので紹介したいと思います。
やはりハンドル迷走してしまった。お得意の沼はまりが発動。
セパハン風のポディションにしてみたり
ドラッグバーにしてみたり
数えてみたら4本のハンドルバーを交換してました。
ハンドル沼ってあるんですね。深かった。
ハンドル変えたらステップも変えたくなるのがバイク乗りですよね。
ということで、バックステップを付けてみました。
トランプサイクルバックステップ
とてもレーシーなバックステップです。純正品のバックステップはノーマルマフラー対応なのでタンデムステップのところにライダーステップが来る仕様なんですが、トランプのはもう少々前に位置します。そのかわりノーマルマフラーは併用不可になります。
トランプ製品多めカフェレーサー
シングルシートに2in1マフラー、低く垂れ下がったハンドルにバックステップステップでカフェレーサーの出来上がりです。
カフェスタイルでしばらく乗っていたんですが、飽きてきたので新たなスタイルを模索し始めたのが納車されてから1年経ったあたりです。
こんな感じになりました。
この写真お気に入りです
長めのシートにサイドナンバーでリア周りをスッキリしたいのかボテっとしたいのか不明なシルエットです。
ガソリンタンク下の配線をまとめてスカスカにしたり、キーシリンダーを移設したり、バックステップをやめてミッドアップコントロールというとても足が高い位置に来るステップに変えてみたりしました。
タンクリフトアップで見た目もエンジン熱もすっきり
最終的にマフラーはスクリーミンに変更してかれこれ3本のマフラーと戯れました。ステップ選択によって取り付けられるマフラーが限られてしまうのが厄介でした。
ここまできてやりたい事が増えて、リアのローダウンやフェンダーのショート加工などなど。リアのローダウンするにはオーリンズを外さなくてはいけませんし、フェンダーのショート加工するにはストラットを切らないといけない。
フレームを切るわけですから当然ロードスターの値打ちも下がる訳なんですね。
これが最終的に乗り換えに至った経緯となります。
要するにタイヤ剥き出しのボバースタイルにしてみたかったんです。
そんな訳で納車されました
2020FXBBです。
慣らしはほぼノーマルで我慢して、現在ディーラーに預けてカスタムしてもらってる最中です。出来上がりが楽しみ。
これにてロードスターカスタムのまとめ記事を終了とさせて頂きます。
だいぶ端折ったな。
デニム塗装を洗車してみる(XL1200CX)
例年より早い梅雨明けで夏到来な訳ですが、梅雨中に出来なかった洗車を晴天の中行いました。ケミカル大好きなので色々試してみたいところではありますが、我がロードスターはデニム塗装(マット塗装)なのでやってはいけないことが多々ある模様で恐る恐る洗車してみました。
洗車道はじめます
まずは水洗いにて埃を落としデニム塗装用の洗剤を用意します。
今回使用するのはハーレー純正のデニムクリーナーです。とりあえず初回なので無難に純正品を選びました。
デニムクリーナーいい香り
タンクに満遍なく吹きかけてマイクロファイバーウエスで拭き取ります。この時使用したウエスは今後も専用で使うのがいいです。
次はデニム塗装以外を洗いますが、こちらもハーレー純正の洗剤を買ってみました。
サンウォッシュバイクソープ
ただのいい香りがする洗剤で汚れの落ち具合も普通でしょうか。こちらは純正にこだわりが無ければ他のでも良さそう。
ムートングローブで優しく洗う
このグローブはおすすめです。洗剤を良く吸ってくれて効率がいいし、バイクに傷がつきにくいので愛用してます。
金属部分を主に担当してもらいました。
足回りはホイールブラシ
黒同士でわかりづらいですが、ホイール等の足回りは先ほど洗った箇所より汚れが激しいのでブラシは分けます。この形のホイールブラシもなかなか便利で、手じゃ届かない場所もこいつなら太刀打ちできます。
水洗い後はエアーで飛ばすのが楽
エアーツールはこれをやる為に買ったといっても過言ではないくらいこの作業が好きです。効率もいいですし、ウエスで届かないところもエアーで飛ばせるのでストレスフリーになります。空冷エンジンのフィンも速乾です。
サイクルケアでリンクル塗装の洗浄
擦らず吹きかけるだけのお手軽ケミカルのサイクルケアを買ってみました。これでもかという程吹きかけないとムラになります。私は吹きかけてブラシでフィンの隙間を馴染ませる様に施行しました。しかもこれ水洗い不要です。
しっとりした黒に戻るのでやった感を味わいやすいです。
リピート決定のケミカルでした。
万能ケミカルここで登場
オフロードバイクにも使用していて絶大なる信頼を置いているプレクサス。
デニム塗装の情報が少ない中、欲望に耐えきれず吹きかけてみました。結果は艶は出ずしっとりした味わいになり満足できる仕上がりに一安心、プレクサス様様です。実はワコーズのガラスコーティングも控えていましたが、これ一本で満足したので今回は温存しておきます。
インナーチューブに注油
フロントフォークのインナーチューブの注油にはシリコンルブラントを使用しています。デリケートな部分は信頼のワコーズと昔から決まってます(勝手に思ってるだけ)ほかにはプラスティック部分のつや出しにも使えます。
洗車道おわります
ちょこちょこネタバレしてましたが、1ヶ月点検後にマフラーとかエアクリーナーとかその他諸々カスタムしました。
後日記事にてまとめたいと思います。
H-D ROADSTERが納車されました
先月末には納車されていたんですが、ご報告が遅れました。
ただいま絶賛慣らし運転をしております。毎度毎度この慣らし作業は苦手です。
山中湖にて
曇り予報なので見えればラッキーくらいに考えていたのですが、なんとか富士山を拝むことが出来ました。
インダストリアルグレーデニム/ブラックデニムというカラーを選択
要するにグレーとブラックのマット塗装になります。
光の加減で見え方が変わります。それとジーンズの様に熟していくと味が出るといった具合でデニム塗装と名付けられているそうな。
ガーディアンベルっていうお守り
RIDE TO LIVE
バイクの為に生きている(大袈裟)私にぴったりなベルですね。
合わせて取り付ける為のステーも購入してみました。
路面近くに取り付けるのが吉
道路に潜む災いから守ってくれるお守りで路面に近い方が効果的だそう。あとは仲間への弔いという意味もあり取り付け方によって変わるみたい。走行時にぶらぶら揺れてとても可愛く気に入っています。
バックショットが素敵
カスタムシートとフェンダーレスの効果でかなりすっきりしたリアビューとなってます。この辺の詳細は後日カスタム記事にまとめたいと思います。
とりあえず梅雨前には慣らしを終わらせて、次に控えているカスタムパーツを取り付けたいですね。このカスタム欲をそそられるバイクはSR以来でブログネタには困らなそうで何よりです。
XL1200CXに乗り換えることとなりました
ご無沙汰しております。
表題の通り乗り換えることとなりましたのでご報告します。
なぜハーレー!?
もともとXG750というバイクを父親が所有してることもあり、ディーラーには何度かお邪魔してました。その度店長とKTMの話をするといった具合で、フレンドリーな店でいつかここでハーレーを買おうとは思ってたんですね。ただハーレーのラインナップも全然知らないですし、買うのはまだまだ先だろうと・・
この日も付き添いでディーラーへ
毎年春が来ると乗り換え欲が強化されて、思いつきで行動してしまうことが多々あるのですが、今回も完全に思いつきで行動しました。
本音言うとZ900RS買おうと考えてたので、これがKawasakiのディーラーを先に訪れてたらそっちを買ってたんでしょう。
といった感じで、思いつきによる乗り換え欲を満たす為にハーレーを買ったというのがしっくりくるかも知れません。だってまだ実車を拝んでないんですからね。
来週には納車されるので、その時にバイクの写真をアップします。
インダストリアルグレーデニム/ブラックデニムっていうカラーを選択
このカラーはネットしか観たことないのですが、おそらく格好良さそうなので選んでみました。追加でバックステップとシングルシートだけカスタムしてもらい、他は今後時間をかけてカスタムすることとなりました。
どノーマルを乗るのもいいんでしょうが、ハーレーの前位置のステップは私には違和感でしかないのでさっさと交換するほうが幸せになれそうです。
ヘルメット選び
ハーレーと言えばジェットヘルメットにサングラスですかね?
私のイメージだとそれです。
10年以上前SR400を乗っていた時に被っていたヘルメットがジェットタイプで、よく虫アタックを喰らっていた記憶があります。あれ痛いんですよね・・
そんな苦い記憶や最近フルフェイスしか被ってなかったことも相まって、レトロなフルフェイスを探すことを思いついたのであります。
BELL MOTO3
初BELLです。元祖オフヘルの復刻版になります。
国産よりも1サイズアップ必要でした。黒いツバは外せます。
私はこれにゴーグルスタイルで合わせたいと思います。
100% BARSTOW
ベルトの裏地が格好良い。シンプルなのに遊び心があるって素敵です。
量販店だと置いてなくて結局オークションで落札しましたよ。といっても新品ですので問題なしです。
合わせるとこんな感じ
ツバを外したツルッとした感じが好みです。
ビンテージ感のあるヘルメットにはシンプルなサングラスかゴーグルが似合いますね。私は虫アタックが嫌なのでゴーグルスタイルにします。
最後に・・
下取りに出された500EXCは知り合いから売って頂いた車両でおよそ2年間楽しませてもらいました。林道で沢に落ちそうになったり、モタード仕様にして峠を遊んだり、私の中で思い出に残る名車となりました。
次のバイクはここまでアクティブに動かすことは出来ませんが、それ以上にカスタムする楽しみがあるでしょう。得意の盆栽バイクとして仕上げるには売ってつけかと思います。
なかなか頻繁にブログ更新とはいきませんし、思いっきりジャンルの変更となりそうですが今後ともよろしくお願いします。
ブログ名変更しなきゃだな(笑)
SUPERMOTO!!!!!(500EXC)
長い沈黙を経て(サボってただけ)
500EXC Six Daysを(長いので以下EXC)
SUPERMOTO仕様にしてきました(モタード化)
スーパーモトって響きが格好いいので飽きるまではこれでいきます。
ちなみに今回の仕様変更の意図は、所有するバイクのジャンルが被るという危機的状況に対応する為です。正直に言うとEXCだとオフ辛かった。
FREERIDEの軽さと足付きの良さに加えて2ストの粘り強さを知っちゃうとね・・
もう一度日の目を見る為のカスタムという訳です。
まずは電話で相談
いつもお世話になってるディーラーに電話してみたところ、程度のよいホイールがいくつかあるとのこと。中古という選択肢が欠落してたのですが、せっかくコストを抑える提案をしてくれたので現物を拝みにいくことにしました。
ホイールを目の当たりにして
出てきたのがマルケジーニの黒とエキセルリムの黒でどちらもピカピカで正直悩みました。マルケジーニは最高峰ホイールとして認識してましたし、エキセルの黒も艶々のピカピカでザ・モタードといった雰囲気です。
この二択は辛かった。
モタード化に必要なパーツ
まずはどこまで求めるかにもよりますが私の場合
- 前後17インチホイール
- チューブレスキット
- ハイグリップタイヤ
- 320mmブレーキローター
- ブレーキキャリパーサポート
大まかにはこんな感じです。突き詰めるとスプロケ変更やサスセッティング変更等やることはたくさんですが、それらは乗ってみないとわからないので後回しにしました。
あと17インチ化に当たってフロントフォークプロテクターとチェーンガードを加工か交換しなくてはいけません。チェーンガードはほとんどの方が取っ払ってる模様なので郷に従い、フロントフォークプロテクターは加工(タイヤに干渉する部分を削る)というオーダーとなり完成を待ちます。
500EXC Six Days SUPERMOTO
エキセルリムにしましたよ。
マルケジーニはお高いですし、なによりスポークホイールの憧れが強くモタードならスポークホイールというこだわりが勝りました。
320mmフロントブレーキローター
大径ローターを取り付けるにはブレーキキャリパーサポートが必要です。キャリパーはノーマルの2ポットを使用してるので、今後用途に合わせて4ポットにグレードアップすることも可能といった感じ。
タイヤはスーパーコルサ
KTM信者になる前はKawasaki信者だったんです。その頃乗っていたZX6Rに履かせていて良いイメージしかないハイグリップタイヤがスーパーコルサでした。その栄光の記憶というのは恐ろしいもので二つ返事でスパコルでしたね。雨の日危ないけど速いよ。
フロントフェンダーをショート化
左 500EXC2012用
右 690SMC用
実は無加工で装着可能といった優れもの、ただしデカールが無くなってしまうので考えものです。
ノーマルバージョン
ショートフェンダーバージョン
いかがですか?
この辺は完全に好みです。新しくデカールを貼るのもよし、なにより手軽に付け替えることが出来るので飽きたら交換するつもりです。
フレームデカールを貼る
真ん中の黒いシールがフレームデカールです。元々はプラのフレームガードが付いてるのですが、取っ払ってシールで保護する仕様にしました。すっきりしていてKTMって書かれてるのも格好いい。
フットペグスライダーを付ける
ステップを保護する役割があります。よくみるとKTMって書かれてるのも素敵(二度目)
その他ガード類はアクスルシャフトに通して取り付けるクラッシュパッド(前後)も導入しました。
最低地上高(無付加)
先代のオーナー様が施してくれた神カスタム「ローダウン」
オフロードではかなり助けられました。しかしオンロードではいかがなものか、ディーラーに問い合わせてみました。
回答は意外なことにそのままでオーケーだそう。そもそもオフロードサスを固くする為にローダウンという選択肢があるみたいです。これまたラッキーな結果となりました。乗りにくかったら戻せばいいですし色々試してみるつもりです。
ただ残念なことにタイチのリフトスタンドがギリギリ真下に入らずエンジンガードを取ってリフトアップする羽目に、アルミのは外すの面倒なのでプラのクイックロックタイプに変更しました。
以上になります。
次は前後スプロケット&チェーン交換です(記事にするかは未定)
ミッションオイルとブレーキ&クラッチフルードの交換(FREERIDE250R)
随分とブログを放置してしまいましたが、繁忙期が終わり休みらしい休みが久々に取れたのでフリーライドのメンテナンスを行いました。
表題の通りミッションオイルとブレーキ&クラッチフルード交換です。
ミッションオイルの交換
私の所有するフリーライド250Rは2ストロークエンジンですが、オイル交換は4ストロークエンジンのバイクと同じく行う必要があります。
簡単言うと2ストロークエンジンはミッションが独立している為、ミッション内部を潤滑するオイルを交換をする必要があるという話です。
さてさて本題に入る前に
IKEAで素敵なワゴンラックが売ってたので買ってみました。
モトレックス風ワゴン
かなりきれいな色なので気に入ってます。
ケミカル類は背が高いものが多いので縁が深いのは助かります。
モトレックス製品が今以上に増えそうな予感がプンプンする。
車体を水平にしてミッションオイルドレンボルトを外す
ドレンボルトはそこそこのトルクで締まってるので長めのブレーカーバーがあると便利です。外した瞬間にオイルが流れてくるのでオイルパンも忘れずに用意してください。
ここで失敗したのがドレン付近にテープで養生しなかったこと。
これによりアンダーガード内部にオイルが侵入してしまいました。
再利用するものは清掃する
CPCパーツクリーナーはシールチェーンにも使える万能クリーナーでして、Oリングを使ってる箇所の清掃にも安心して使えるんですよね。普通のパーツクリーナーだとゴムは硬化してしまうのでNGです。
オイルが抜けきったらドレンボルトを戻す
20Nmで締めていきます。
銅ワッシャー(シールリング)は新品がいいです。そんな高いものでもないので毎回交換した方望ましいです。
ミッションオイルを注入
KTM推奨商品です。好みがなければ純正が無難。
規定量の0.8リットルを注いだらオイルレベルを確認します。
オイルレベルはここで確認
オイルレベル用のボルトを外して上の写真の様にオイルが垂れてきたら正常です。
以上でミッションオイルの交換は完了となります。
ブレーキ&クラッチフルードの交換
この作業は失敗するとブレーキが効かなくなります。本来はプロに任せなくてはいけない整備項目となりますので詳しい作業方法は省略します。
とはいえ慣れると簡単な作業なのでチャレンジする場合はリアブレーキから進めていくといいと思います。
濡らしたウエス等でリザーブタンク周りを保護
ブレーキフルードは塗装面への攻撃性が強いので養生を忘れずに行います。もしこぼした場合でも水で洗い流せば問題ないので、水をいつでもかけられる体制を整えると安心です。
ある程度古いフルードを抜いたら注ぎ足す
この車両は初めてのフルード交換なので、納車されてから1年でここまで汚れてしまいます。私の場合は1年に1回交換する様にしています。
交換後のブレーキフルード
注ぐときはジョウゴがあると安全に注げます。
新品のフルードは色が薄いので交換されたのがわかりやすいかと思います。
LCF600 Plusを選んでみました。
大きめな注射器が受け先だと負圧を作れて古いフルードも溜められるので便利です。基本リザーブタンクから注ぎ足して交換作業すればエアーの混入もないので空のペットボトルでも問題なく作業できます。
失敗した話
フロントブレーキフルードとクラッチフルードの交換が終わり、最後リアブレーキに取りかかった矢先やらかしました。
痛恨のミス、それはブリーダーボルトをなめさせてしまった。
ボルトやナットをなめさせること自体記憶にないくらい久々なのによりによってブリーダーボルトをやってしまうとは思わなかった。
次からは6Pointのメガネレンチ(ロング)を用意してなんて考えましたが、そもそもこんな馬鹿締めしたのはオーストリア人かしら?恐るべし。
とりあえず新品を購入
とりあえずなめたブリーダーボルトを外す作業から取りかかります。
完全に角がとれたボルトはメガネレンチでは歯が立たずプライヤーで挟んでも回らない。手持ち工具では無理そうだったので近くの工具屋に相談しにいきました。
そこで教わったのがナットツイスター
コーケンのナットツイスターというソケット買ってきました。
これで外せなければ諦める(力技のみ)と言われるほど高評価で、使い方は普通のボックスソケットと同じでサイズもなめたボルト径で大丈夫とのこと。
肝心の結果はあっさり取れすぎて写真を撮るのを忘れてしまう程、このソケットは一家に一個持っておくべし(後日別のサイズも注文してしまった)
苦労したエア抜き
無事に新品のブリーダーボルトに交換できたのですが、やはりエアーの混入は避けられませんでした。スカスカなペダルを戻すため、フルードの入れ替えを行います。
真空引き作戦
ストレートのブレーキブリーディングキット(マイティバック)を使ってます。
値段もお手頃で作業効率が上がります。使い方は上の写真みたいにセットしたらレバーを握るだけで真空状態を作れます。
これでフルードを入れ替えたらブレーキの踏み心地は戻り、スカスカ感はなくなったので試乗へ。ところが、リアブレーキを踏んでもブレーキの力がかなり弱くエアーが抜けきれてない模様です。そもそも踏み応えはあるのにブレーキが効かない(弱い)のが謎でした。
エア抜きする為にしたこと
- キャリパーを外して高い位置でフルード入れ替え
- ブリーダーボルト側から注射器でフルード注入
- ハンマーで軽くキャリパーを叩く
- バンジョーボルトを緩める
知り合いの整備士さんの助言やネットの情報で行った作業です。
どれも効果ありとのことですが問題はどこにエアーが溜まっているかということ。今回に限った場合ですと、バンジョーボルト付近に溜まっていた様です。
ブレーキを踏みながらバンジョーボルトを緩めると
プシューっと(気の抜けた炭酸飲料を開けた音)気持ちがいい音が聞こえた。
緩めるとフルードが滲むのですぐに締めます。
リザーブタンク側も緩めてみる
こちらは無音だった模様。
しっかり締め直した後、再度フルードを入れ替えて作業を終えました。試乗具合も良好でしっかりとエア抜きができたので一件落着といったところです。
やはりブレーキ関係はプロに任せないといけないと思った今日この頃、エア抜きでこんなに時間を費やすとは思いもよらなかった。(いつもはこんなに苦戦しない)でも苦痛じゃない作業で悩みながら楽しんで作業してたのも事実でバイクいじりって楽しいと思えたのはとてもよかったです。
こりゃまた懲りずにブレーキ関連いじるかもね。
ラジエーターブレースとビッグタンクの取付(500EXC)
EXCで林道走行をもっと気軽に楽しむ為、役立ちそうなパーツを取付けたので紹介します。
気軽に転ぶ為に
フリーライド250Rに取付けて好印象だったラジエーターガードを500EXCにも取付けようとパワーパーツ製のを考えました。
ただ調べてみるとパワーパーツ製のはフリーライドのとは違いハンドルの切れ角が犠牲になるとのこと。
堅牢な造りが素敵でしたが、林道では取り回しが良いに越したことないので今回は却下となり、エンデューロエンジニアリングというメーカーのラジエーターブレースを購入してみました。こちらはハンドルの切れ角が犠牲にならないといった情報や取付動画もあったり人柱的不安は一切ありませんよ。
Enduro Engineering Part# 11-114 Radiator Brace
メーカー様の動画を載せときます。
この動画通りに行えば簡単に取付出来ますので、ここでは補足程度に留めておきますね。
まずは開封
取説は英語のみ
左の紙は広告でした。これいいかもと思ったのですが、後に登場するお洒落パーツを注文してしまったので見なかったことにします(笑)
タンクを外すには
EXCのガソリンタンクは3ステップで取り外せます。
ボルト1本とカプラー等を抜くだけです。
KTMは整備性が良くて助かりますね。
燃料ポンプの電気プラグ
シート下のタンクに繋がっているカプラーを外す。
手で外せますが配線を傷つけない様に優しく扱いたいところです。
燃料ホースのコネクタ
銀色のボタンを押せば引き抜けるのでこちらも工具不要です。
コネクタに汚れが入らない様に注意が必要とのこと。
準備完了といいたいところだが‥
ガソリンタンクは簡単に外せました。
お次はラジエーターを外すことになります。
動画のおじさんはこのまま流れでラジエーターポンプを外してましたが、それではクーラントが漏れてしまいます。
クーラントを抜くか、漏れ覚悟で後からクーラントを足すかのどちらか選らんでください。私は新しいクーラントに入れ替えたかったのでクーラントを抜いて作業しました。
ラジエーターガードを外す
こちらもラジエーターガードという名前みたいでややこしいです。
マイナスドライバーでこじると楽ですが、コツをつかめば手でも外せます。
ホースバンドを緩める
この辺はアクセスし辛いので写真の様なビット工具が便利です。
緩める程度でラジエーターはホースから外せます。
ラジエーターブレースを割り込ませる
ラジエーターをホースから外し、フレームとラジエーターの間に内側のラジエーターブレースを割り込ませます。社外品のありがちな粗悪な造りとは違い、ぴったりとフィットしてるのがわかると思います。
外側のラジエーターブレースとネジで共締め
段々と形になってきました。
エンデューロエンジニアリングのラジエーターガードは2枚のアルミ板で出来ています。厚さはそれなりにあるので耐久性も期待できるのではないかと思われます。
パワーパーツの方が頑丈そうですが‥切れ角がね。
正面もボルトで固定
メーカーのロゴがかっこいい。
造りに寸分の狂いもなくボルトオンで取付可能でした。
オレンジ色のラジエーターガードに変更
タンクを載せてフィッティングしてみると、ぴったりシュラウドの内側に収まります。
ただ一カ所ボルト留めからゴムバンド固定になるみたいです。
それとホーンの位置が純正の位置(ラジエーター前方)からエキパイ下に移設となりましたが上手く収まった感はあります。
ついでにラジエーターガードの色を黒からオレンジに変えてみましたよ。
心配していたハンドルの切れ角も純正のまま干渉せずで、新しいクーラントを入れて作業終了となります。
続いてのカスタムはビッグタンクへの交換です。
林道で燃料切れを防ぐ為と重たい携行缶を背負いたくないという経験上、こちらも最優先カスタムパーツのひとつでした。
なかなか踏ん切りがつかなかったのは、スタイリッシュなEXCのイメージが損なわれないか?ラジエーターブレースとの併用が可能か?等不安材料もありました。
あと経年劣化で変色したガソリンタンクをフレッシュな半透明にしたいという気持ちも勝り、ディーラーにて注文してみました。
ちなみに純正タンクは3万円弱、ビッグタンクは5万円でどうせなら大きい方がというスケベ根性も発揮です。
ビッグタンクの取付
パワーパーツ製の11.5リットルのタンク。
純正が9.5リットルなので2リットルの容量アップとなります。
こちらはディーラーにて取付を依頼しました。
見えづらいですがタンクキャップにアチェルビスのロゴがあり、パワーパーツとはいえアチェルビス製のタンクだったんですね。
ノーマルの給油口よりも大きく、タンクキャップも専用品(付属)です。カーボン調が美し過ぎます。
パワーパーツのロゴはシール
後付けの様なシールが‥
ガソリンこぼしてすぐに剥がれるかもしれませんね(笑)
剥がれたらアチェルビスのシール貼ります。
少々もっこりしている
タンクの高さを上げて容量を稼いでるみたいです。
エア抜き用のホースがギリギリなので今後交換予定、色を変えてドレスアップするのもお洒落かと思ってます。
何色のホースにしようかな?
真横から見るとスタイリッシュ
シュラウドも無理なく付いてますし、EE製ラジエーターブレースも干渉してません。乗った感想も違和感なしときたもんです。
個人的にはEXCのスタイリッシュさは損なわれてない様に思えますがいかがでしょうか?
これでガード類の強化も出来、巡行距離も増えて遠方林道アタックなんかも出来ちゃうマシンとなってきました。
とはいえ弄ってばっかで全然乗ってないんですけどね(笑)