ラジエーターブレースとビッグタンクの取付(500EXC)

EXCで林道走行をもっと気軽に楽しむ為、役立ちそうなパーツを取付けたので紹介します。

 

気軽に転ぶ為に

フリーライド250Rに取付けて好印象だったラジエーターガードを500EXCにも取付けようとパワーパーツ製のを考えました。

ただ調べてみるとパワーパーツ製のはフリーライドのとは違いハンドルの切れ角が犠牲になるとのこと。

堅牢な造りが素敵でしたが、林道では取り回しが良いに越したことないので今回は却下となり、エンデューロエンジニアリングというメーカーのラジエーターブレースを購入してみました。こちらはハンドルの切れ角が犠牲にならないといった情報や取付動画もあったり人柱的不安は一切ありませんよ。

 

Enduro Engineering Part# 11-114 Radiator Brace

メーカー様の動画を載せときます。

この動画通りに行えば簡単に取付出来ますので、ここでは補足程度に留めておきますね。

 

まずは開封

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取説は英語のみ

左の紙は広告でした。これいいかもと思ったのですが、後に登場するお洒落パーツを注文してしまったので見なかったことにします(笑)

 

タンクを外すには

EXCのガソリンタンクは3ステップで取り外せます。

ボルト1本とカプラー等を抜くだけです。

KTMは整備性が良くて助かりますね。

 

燃料ポンプの電気プラグ

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シート下のタンクに繋がっているカプラーを外す。

手で外せますが配線を傷つけない様に優しく扱いたいところです。

 

燃料ホースのコネクタ

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銀色のボタンを押せば引き抜けるのでこちらも工具不要です。

コネクタに汚れが入らない様に注意が必要とのこと。

 

準備完了といいたいところだが‥

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ガソリンタンクは簡単に外せました。

お次はラジエーターを外すことになります。

動画のおじさんはこのまま流れでラジエーターポンプを外してましたが、それではクーラントが漏れてしまいます。

クーラントを抜くか、漏れ覚悟で後からクーラントを足すかのどちらか選らんでください。私は新しいクーラントに入れ替えたかったのでクーラントを抜いて作業しました。

 

ラジエーターガードを外す

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こちらもラジエーターガードという名前みたいでややこしいです。

マイナスドライバーでこじると楽ですが、コツをつかめば手でも外せます。

 

ホースバンドを緩める

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この辺はアクセスし辛いので写真の様なビット工具が便利です。

緩める程度でラジエーターはホースから外せます。

 

ラジエーターブレースを割り込ませる

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ラジエーターをホースから外し、フレームとラジエーターの間に内側のラジエーターブレースを割り込ませます。社外品のありがちな粗悪な造りとは違い、ぴったりとフィットしてるのがわかると思います。

 

外側のラジエーターブレースとネジで共締め

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段々と形になってきました。

エンデューロエンジニアリングのラジエーターガードは2枚のアルミ板で出来ています。厚さはそれなりにあるので耐久性も期待できるのではないかと思われます。

パワーパーツの方が頑丈そうですが‥切れ角がね。

 

 正面もボルトで固定

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メーカーのロゴがかっこいい。

造りに寸分の狂いもなくボルトオンで取付可能でした。

 

オレンジ色のラジエーターガードに変更

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タンクを載せてフィッティングしてみると、ぴったりシュラウドの内側に収まります。

ただ一カ所ボルト留めからゴムバンド固定になるみたいです。

それとホーンの位置が純正の位置(ラジエーター前方)からエキパイ下に移設となりましたが上手く収まった感はあります。

ついでにラジエーターガードの色を黒からオレンジに変えてみましたよ。

心配していたハンドルの切れ角も純正のまま干渉せずで、新しいクーラントを入れて作業終了となります。

 

続いてのカスタムはビッグタンクへの交換です。

林道で燃料切れを防ぐ為と重たい携行缶を背負いたくないという経験上、こちらも最優先カスタムパーツのひとつでした。

なかなか踏ん切りがつかなかったのは、スタイリッシュなEXCのイメージが損なわれないか?ラジエーターブレースとの併用が可能か?等不安材料もありました。

あと経年劣化で変色したガソリンタンクをフレッシュな半透明にしたいという気持ちも勝り、ディーラーにて注文してみました。

ちなみに純正タンクは3万円弱、ビッグタンクは5万円でどうせなら大きい方がというスケベ根性も発揮です。

 

ビッグタンクの取付

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パワーパーツ製の11.5リットルのタンク。

純正が9.5リットルなので2リットルの容量アップとなります。

こちらはディーラーにて取付を依頼しました。

見えづらいですがタンクキャップにアチェルビスのロゴがあり、パワーパーツとはいえアチェルビス製のタンクだったんですね。

ノーマルの給油口よりも大きく、タンクキャップも専用品(付属)です。カーボン調が美し過ぎます。

 

パワーパーツのロゴはシール

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後付けの様なシールが‥

ガソリンこぼしてすぐに剥がれるかもしれませんね(笑)

剥がれたらアチェルビスのシール貼ります。

 

少々もっこりしている

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タンクの高さを上げて容量を稼いでるみたいです。

エア抜き用のホースがギリギリなので今後交換予定、色を変えてドレスアップするのもお洒落かと思ってます。

何色のホースにしようかな?

 

真横から見るとスタイリッシュ

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シュラウドも無理なく付いてますし、EE製ラジエーターブレースも干渉してません。乗った感想も違和感なしときたもんです。

個人的にはEXCのスタイリッシュさは損なわれてない様に思えますがいかがでしょうか?

これでガード類の強化も出来、巡行距離も増えて遠方林道アタックなんかも出来ちゃうマシンとなってきました。

とはいえ弄ってばっかで全然乗ってないんですけどね(笑)