エアフィルターのメンテナンス(FREERIDE250R)
雨の休日で愛車のメンテナンスが出来れば最高ですよね。
ただ誰もが屋根付きのガレージ持ちではありませんし、雨の中カッパ着てバイク整備するなんて現実的ではありません。
まぁ私はたまにやりますが(笑)
そこで今回紹介するエアフィルターのメンテナンスは車体から外しちゃえば全て家の中で行えます。
- 車体からエアフィルターを外す
- エアフィルターの分解
- 洗浄
- 乾燥(24時間)
- 注油
- オイルを馴染ませる
- エアフィルターを組み上げる
- 車体に取付ける
使用する洗剤とフィルターオイル
どちらもメーカー推奨の製品となります。
※左から洗剤・フィルターオイル
バイオが付くこちらの製品は同製品の洗剤&オイルを使うことにより、フィルターオイルを完全分解して生活排水に流せるといったメリットがあります。
気軽に洗浄が行えるのが良いですね。
1.車体からエアフィルターを外す
カートリッジタイプのエアフィルターが採用されています。
このエアーフィルターを取り外すまで、工具不要で整備性の良さは抜群です。
3秒で取り外し可能となってます。
2.エアフィルターの分解
そこそこ汚れてますね。
透明のカバーを取り外すとエアフィルターが出てきます。
エアフィルターのスポンジを破かない様に優しくプラパーツを外してやって下さい。
3.洗浄
3リットルのぬるま湯にキャップ8杯の洗剤を溶かしかき混ぜます。
作った洗浄液で15分間漬け置きするので、適当な容器にいれて放置させましょう。
漬け置き後のフィルター
所々汚れが落ちてないので優しく押し洗いします。
洗浄後、水洗いして水分を押し出します。
※決して雑巾みたいに絞らないこと
4.乾燥
エアフィルターをうまく立てる為にジョウゴを使いました。
この状態で24時間程乾燥させます。
5.注油
モトレックスなのでグリーンかと思いきや、ブルーでした。
なんにせよフィルターと同色ではないので、どこを注油したかわかりやすい。
注油のポイントは押して垂れない程度に染み込ませること、滴るくらいだと付けすぎとなります。サラサラしていてとても塗りやすいので、付けすぎ注意ですね。
6.オイルを馴染ませる
風通しの良い室内で2時間乾燥後、ビニールに密封させたエアフィルターを冷暗所にて保管と説明書に書いてあります。
放置時間までは書いてないし、ネットにも情報はなかったので、ここは我流でいきます。せっかくなので24時間(適当)野菜室で寝かしておきました。
放置後は、粘り気が出てきたので問題なく使用できる状態と言えます。
7.エアフィルターを組み上げる
※左 カートリッジ式エアーフィルター 右 ダイソンV6
綺麗になったのでダイソンV6と記念写真
まとめ
この工程で丸2日かかりました。
それを考えるとやはりスペアのエアフィルターは欲しい所です。
洗浄液は3リットルも必要ないので次回からは半分の1.5リットルで試してみようと思います。この洗浄液は素手で作業すると後からヒリヒリしたので肌が弱い方はビニール手袋等で行って下さい。
まぁ外人さんの動画見てると素手でガンガンやってますけどね(笑)
モトレックスのフィルターオイルの方は放置後(ある一定時間)粘りが出てくる性質なので、ご自身で放置時間を判断して下さい。
エアフィルターのメンテナンス後のバイクはパワーアップしたかの様に良く走ります。ただこれは元の性能に戻っただけで、埃等の汚れで吸気効率が下がってたという事でしょうね。
綺麗になって見た目にも走りにも変化が見られる簡単なメンテナンスですので、小まめに洗浄してあげようと思います。