PP製レースシングルシートを公道仕様に加工(RC125)
このブログのアクセス数はRC関連が上位を占めてまして、やはりオンロードバイクは人気があるみたいですね。
その傾向に反して最近はオフロード寄りの記事が多めでしたが、今回はRC125のカスタムについての話をさせて頂きます。
RC125にレースシングルシートを取り付けたい
しかも公道仕様に‥
ここから今回のカスタムは始まりました。
パワーパーツにレースシングルシートがラインナップされているのですが、RCユーザーなら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
レースシングルシートとは文字通りレース専用のシートです。
公道使用不可でタンデムも出来なくなります。
パワーパーツ製レースシングルシート
KTM POWER PARTS レースシングルシート(90508918044) | ウェビックし
こちらですべてのパーツとなります。
取付けるに当たって、シート・タンデムシート・テールカウル・テールランプ・ナンバーブラケット(ウィンカー含む)をすべて取り外さなくてはなりません。
要するにこの状態
ここまで外してやっとシートを取り付けることが出来ます。
私のRC125はナンバーを取得しており、公道で走ることを前提としてたまにサーキット走行を楽しむといった具合です。
正直この状態までその都度外していくのは面倒なので、テールランプとテールカウルはそのまま運用でレースシングルシートを取付出来ないかと考えた訳であります。
レースシングルシート裏側(加工前)
この裏面のテールランプとテールカウルに干渉するところをカットしないと取付は出来ません。小さく切ってフィッティングしながら加工していく方法しか思い浮かびませんでした。
加工と軽い補強まで済んだシート
ここまで削っていくと取付可能となります。
お次は塗装です。
RC125はつや消しブラックのカウルですのでマットブラックに仕上げていきます。
上記リンクの二つのスプレー缶を使って自家塗装しました。
レースシングルシート(公道仕様)の完成
塗装も乾いたのでシートを取り付けていきます。
なおRC125は純正シートカウルは白です。
統一感を狙って、RC250のテールカウルをオークションで購入取付しときました。
RC125レースシングルシート
このシートはボルト4本で固定となります。
座面はスポンジのみでレーシーな雰囲気が演出され、硬いシートおかげで荷重移動が容易になりました。
快適性はなくなりますが、このバイクでロングツーリングはしないので問題ありません。
サイドビュー
リアに向けてシュッと上がっていくデザインがとても気に入ってます。
テールカウルの黒とさほど色味が違わなくて安心しました。
サーキット走行時はナンバーブラケットを外し、テールライトを目隠しすればオーケーとなりました。
下から見上げると隙間が‥
こればっかしは諦めました(笑)
突き詰めるならパテで成形して隙間をなくすしかありません。
面倒ですし、そもそもそんな技術はありません‥
完成形
構想から2か月、やっと完成です。
時間はかかりましたが理想の形に近づきつつあります。