空気圧管理の方法(RC125&FREERIDE250R)
都内でも降雪があり一夜にして真っ白な景色となってしまいました。
溜まった代休消化もかねて、SONYアクションカムのヘルメットマウント走行動画でも取りに行こうかと休みを頂いたのですがこの有様です。
雪道走行動画も面白いかと考えてますが、雨が降っているので待機状態といったところです。
さて、今回は空気圧点検の手順や道具を紹介したいと思います。
RC125&FREERIDE250R
1.指定空気圧の確認
車種により空気圧の指定量は様々なのでご自身で確認願います。
RC125
前輪 2.0bar
後輪 2.0bar (2.2bar) カッコ内はタンデム走行時
FREERIDE250R
前輪 1.5bar (0.9bar)
後輪 1.5bar (0.7bar) カッコ内はオフロード走行時
上記が適用されるのはあくまで、純正タイヤ装着時のみとなります。
私のRC125はタイヤの銘柄やサイズ(リア)も変更してるので、2.0barは目安としてます。また、サーキット走行時や峠道ではこれよりも空気圧を落としてるのでご自身でベストな空気圧を探っていくとよろしいかと。
大雑把に例えると、低速時(Uターン等)にフロントタイヤが急に切れ込んだり、ハンドルが重たい(もっさり)と感じたら空気圧が少なすぎの可能性があります。
また路面との接地感が薄かったり、グリップ不足と感じたら空気圧を減らし調節してます。
2.空気圧計選び
空気圧計は精密機器です。
頻繁に買うものでもないので、出来れば良いものを買いたいところです。
ミシュランやアサヒは高品質で有名でしょうか。
基本タイヤは冷えてる時に計測しましょう。
私が愛用してるエアゲージがこちら
Amazon.co.jp: BRIDGESTONE(ブリヂストン) RCGレーシングエアゲージ 78×570×39(mm) RCG-10: 車&バイク
ブリヂストンから発売されてるエアゲージですが、中身はアサヒ製です。
400kPa(4bar)まで対応。
200kPa以下はメモリが細かいのがとても見やすく、さすがレーシングエアゲージと謳ってるだけあって低い空気圧を正確に測定できます。
バイク用のエアゲージはバルブに差し込むノズルの部分が横に向いているので、ディスクローターやチェーン・スプロケが邪魔になりにくいのが特徴です。
オフロード用エアゲージ
Amazon.co.jp: エトスデザイン(ETHOS Design) 究極 エアゲージ (200kPa) (品番) YAG200: 車&バイク
Amazon.co.jp: DRC(ディーアールシー) G101 エアゲージ D59-36-101: 車&バイク
左からエトス、DRC製エアゲージ
エトスのエアゲージは200kPaまで対応してます。
FREERIDE250Rは低い空気圧で乗るバイクなので上限が低いゲージを選びました。
DRCのエアゲージは出先用で、小さければ小さいほど良いとの考えです。
どちらもメモリがプッシュリターン式を採用されています。
小さいとメモリが見えづらいので便利な機能ですが、リセットを忘れずに行って下さい。
またエアゲージの測定範囲を超える量の空気圧を計ると壊れますので注意が必要です。
3.空気を入れる
タイヤの空気はある程度抜けるものです。
なので自宅で空気を入れられるに越したことないという考えのもと、コンプレッサーを導入しています。
PUMA SK11
Amazon.co.jp: SK11 エアーコンプレッサー SR-102 タンク容量 30L SR-L30MPT-01: DIY・工具
このベビコンはメンテナンスフリーでしかも安いので気に入ってます。
欠点はモーター音がうるさいのと、タンクが小さいのでエア工具によっては使えないものもあります。要するにパワー不足ってやつです。
空気圧点検やエアーでゴミを飛ばす程度なら十分でしょう。
ダイアルで空気の流量を調整可能
もともと容量が小さいので常に最大出力で使用しています。
エアー工具
ホースはもちろんオレンジです。
バイク用と車用の空気入れノズルとエアーガンをそれぞれ使ってます。
エアーガンは洗車後の水滴を飛ばしたり、ほこり落としにも重宝しますよ。
あとチェーンの汚れを飛ばすのにも使ったりしますね。
バイクは丁字が便利
両手でバルブを押さえながら行うと楽に空気が入っていきます。
まず空気を多めに入れて、エアゲージで好みの空気圧まで減らすやり方が一般的です。
出先で空気を入れたい場合
有事に限ってガソリンスタンドが近くにないものです。
特にオフロードバイクの場合、ダートに入る前に空気を抜きますし、パンクの可能性もあるでしょう。
携帯用ポンプをもっておく人がほとんどだと思います。
左がパナレーサー BFP-AMAS1
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細長いですがコンパクトな携帯ポンプです。
バイク用携帯ポンプも多数ある中、なぜ自転車用を選んだかというと実は自転車(ロードバイク)のほうが高圧タイヤを履いているというのが選定の理由です。
なので今回は安くて実績のあるパナレーサーを採用してみました。
0.9barに落としてポンピング
本体を足で踏みながら固定でき、安定したポンピングが可能です。
携帯用ポンプの中でもストロークが長いのはかなりの武器だと感じました。
ノズル部分はしっかりロックされる
あっ、ホイールにFREERIDEって書いてあるの今更気が付きました(笑)
結果、50回ほどのポンピングで0.9barから1.5barまで空気を入れることが出来ました。
時間でいうと数分といったところでしょうか。
4.まとめ
タイヤの空気圧の管理はとても大事なので定期的に点検したほうがいいです。
ただ、大体空気が少ないと感じる時はヘルメット被って出発体制に入った状態で気が付くことが多い気がします。
そんな時には手軽にできる手動式を選びます。
なぜならベビコンを準備するとなると時間がかかりますし、早朝深夜ではうるさくて使えません。
手動の良さも電動の良さも一長一短ですが、なんかしらの方法で空気圧を管理できる体制を整えたほうが様々なリスクを回避できるかもしれませんね。